土木工事とは、建設工事全般のことを指しており、建物の基礎部分の工事や盛り土などの造成工事、下水道の排水などの外構工事などの工事を指しています。

広くみれば、ダムの建設やトンネル、空港、道路工事、河川工事、森林工事、土地区画整理工事なども土木作業に含まれます。

建設工事には「土木工事」と「建築工事」に分けられますが、明確な境界線というものはなく、土地の上に建てる工事以外はすべて土木工事と言っていいでしょう。

弊社では、建物の基礎工事を含む、水道設備、排水工事、空調設備、ガス工事、消防設備など、建物に必要な設計・施工を行っております。

土木工事の内容

土木工事においては、土木工作物を建設するための工事に関する、さまざまな企画をはじめとして、指導、管理、調整などを行います。

発注者と綿密な打ち合わせを行い、施工計画書を作成し、現場で作業する職人の監督業務を行いながら工事を進めていきます。

建物の完成から引き渡しまで一貫した業務を行います。大規模な場合や複雑になる場合が多くありますので、一貫した業務がとても重要になります。

土木工事の契約を締結したあと、着工前の打ち合わせを行い、工事のための測量を始めます。

工事に着工してからは、施工に取り掛かりながら、中間技術検査や既存部分検査などを行って品質管理にも努めます。

完成後には完成検査を行ったのちに引き渡しとなります。

土木工事においては、これらの業務がスムーズを行うために、綿密な計画を行い無理や無駄を排していくことが必要となります。

打ち合わせ通りの品質を確保することが重要であり、しかも現場での安全を確保していくことも大切になります。

つまり土木工事は、発注者に対して、依頼通りの品質を提供することはもちろん大切になりますが、ほかにも大切なことがたくさんあります。

工程管理をしっかりと行って、決められたスケジュール通りに工事を進ませなければなりません。

また現場で働く職人の管理や、材料などの管理も必要となります。さらに安全管理も徹底して行うことによって事故を防ぐことにも繋がります。

弊社では、土木工事全般をお引き受けし、一貫した施工に取り組んでいます。

土木工事に必要な資格『土木施工管理技士』

土木工事は、建築に必要なあらゆる知識や技術が必要となりますので、作業を施工するためには『土木施工管理技士』と呼ばれる資格が用意されています。

土木施工管理技士とは国家資格であり、土木工事の施工管理、監督業務など幅広い業務を行うために資格となります、

土木工事に大切になるのは工事計画であり、綿密な工事計画が用意できていないことには、依頼された工期に間に合わなかったり、設計通りのものにならなかったりトラブルが生じてしまいます。

土木管理技士は、工事計画に基づいて工事を進ませることができるように工程管理を行い、また図面通りに工事を完成させるために品質管理を行い、事故が発生しないように安全管理を行うなど、必要な監督業務を行います。

そのため、現場においては状況に応じて柔軟な対応が求められる重要なポジションに就いていると言えるでしょう。

また工事に必要な申請手続きを役所で行うことや、近隣住民に対して工事の説明を行わねばならないこともあります。

土木工事のスキルだけではなく、コミュニケーション能力も求められる業務資格であることは間違いありません。

弊社においては、土木施工管理技士を配置し、土木工事全般を担当し、調査から施工、そして品質監理を一貫してお引き受けしています。

社会で重要なインフラを支えている業者として、責任をもってさまざまな作業に取り組んでいます。